今の気功をメインにした施術スタイルを始めたきっかけ(1)

私が今の気功をメインに使った施術スタイルにたどり着いたのには、きっかけがあります。

1つは、施術でのことです。
それまで、学校や整体院でも結果を出してたくさんの方に喜んでもらえていたので、骨格と筋肉への施術で技術的にはかなり自信がありました。
ただ開院してから、順調にきていた頃、
小さいお婆さんを施術したときのこと、力もほとんど軽くて、サワサワ撫でるぐらいだから、疲れるはずないのに、そのあと寝ないと起きていられないくらいの睡魔に襲われたり、ある男性を触ろうとしたら、バチッと静電気のような痛みが走ったりしました。
そのときは訳もわからずなんでだろう、と不思議に思うばかりでした。
(今はハッキリとわかります)
極めつけは、右膝がぶつけてもひねってもいないのに、あるとき腫れて曲がらなくなり、歩くのもビッコ引いて大変な状態に3ヶ月ごとにたびたびなったことです。
『立ちっぱなしだからかな~?それ以外理由も見当たらないし…(・・;)』と思いましたが、治るのに3週間もかかっていました。
そして、今までお願いしていたいくつかの整体では残念ながらなかなか治りませんでした。
2つめは、
母のウツ病のことです。
開院以来、掃除や受付など手伝ってもらっていましたが、4年目の12月ごろから体調不良を訴え、特に精神的な不調になり、一時は家から出るのも躊躇するほど。
よくても家族が一緒じゃないと出られないほどになってしまいました。
独りでは何もできず、常に誰かがいないといけない状態でした。
顔つきも急に老けて、チック症のようなウンウン勝手に声が出る症状や、手や足先が震えているように勝手に動いていたり、声もか細く、眠れないなど、ウツ病状態でした。
そのときもちろん、施術して、何とかよくなって欲しいと試みましたが、心の病には全く役に立たず、今まで技術には自信がありましたが、脆くも打ち砕かれました。
そして、これらのことをきっかけに『これは何か見えない何かがある』と考えて、今までは、絶対インチキの怪しいものだと思っていた気功に興味を持ち始めたのがきっかけです。
次回は、お二人の先生に出会ったきっかけをお話ししたいと思います。
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