私が習った長谷先生の日本手技協会には、「ディストーションシステム」
という考え方があります。
発生から死までの老化の順番を18の位相に分けたモノで、
1、安定期前 器質的内臓メジャー
2、4−6カ月 器質的クラニアルメジャー
3、7−10か月 機能的前頭骨メジャー
4、 産道 機能的蝶形骨メジャー
5、頸けん引or吸引 機能的頭頂骨メジャー
6、縦だっこ 器質的仙腸関節 離開1
7、向きぐせ 機能的OCCメジャー
8、寝返り・うつ伏せ 機能的SBSメジャー(蝶形ー後頭底結合)
9、ハイハイ 機能的側頭骨メジャー
10、つかまり立ち 機能的SIJ 離開2
11、おむつはずし〜反抗期(3,4才) 機能的頬骨メジャー
12、成長期(小6くらいまで)機能的上顎骨メジャー
13、思春期(中学〜18,20歳) 慢性内臓メジャー
14、頭重い 機能的SIJ 離開3
15、 慢性頸椎メジャー
16、 慢性胸椎メジャー
17、 慢性腰椎メジャー
18、 慢性骨盤メジャー
4までが胎内。つわりの時期が基準ではないが、安定期前がつわりが多い。
大きさは大きくないが、この時期に内臓はできる。8か月で500g12週大き
くなる。
7−8週から安定期にかけて内臓メジャーが出てくる。つわりは身体のサインで
「休め」
そこで無理すると状態悪い赤ちゃんが出来る可能性がある。
治療は確率論なので可能性があるなら、先につぶしておかないといけない。
「将来悪くなる可能性があるなら一度治療してよい状態にする」という概念をも
つこと。
大人で来た人のどこを診るか?その人の歴史・成長・老化に伴って生じる「歪み
の歴史」を診ながら施術することが大事。