本当は恐い脂肪肝|脂肪肝の何が悪い?|自由が丘|奥沢のきくち針灸院より 2016-7-6







脂肪脂肪肝⇒肝炎⇒肝硬変⇒肝臓がん これが罪悪のシナリオです・・・。  
脂肪肝がどうして癌化するのか?それにはミトコンドリアが深く関わってきます。   ミ…



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脂肪肝⇒肝炎⇒肝硬変⇒肝臓がん これが罪悪のシナリオです・・・。
脂肪肝がどうして癌化するのか?それにはミトコンドリアが深く関わってきます。
ミトコンドリアは、肝臓が行う分解や解毒などすべての処理に必要なエネルギーを作っています。 ミトコンドリアは糖からエネルギーを作る働きを持っています。
ミトコンドリアが正常に働いてはじめて肝臓が行う分解や解毒などがすべて正常に処理することができます。
脂肪肝になると、脂肪肝の細胞の中には、脂肪が入り込んでしまって、ミトコンドリアに異常が起こります。
ミトコンドリアが糖からではなく、脂肪からエネルギーを作るようになってしまうそうです。
しかし、脂肪からエネルギーを作る行程はよほどの無理があるらしくミトコンドリアは巨大化してしまい、機能不全に陥ってしまいます。
この状態のことを、ジャイアント・ミトコンドリアと呼ぶそうです。 ジャイアント・ミトコンドリアが死ぬと、細胞自体が死んでしまい、この時に肝臓に炎症が起こります。
次に、死んだ細胞の跡地を埋めるためにコラーゲン繊維でを穴埋めをします。隙間がコラーゲンでガチガチに固められてしまい、線維化状態になり肝硬変の出来上がりです。肝臓がんは肝硬変になった頃に出現するそうです。
?私論? 脂肪肝自体も肝機能を著しく低下させますのでよろしくないと思います。 ですが、度々いろんなところで言っていますが、【脂肪肝】そのものよりも、その病気が
できる/あり続ける 必要のある体内環境が悪い!と思います。
ほとんどの患者さんは「この痛みを早く取ってほしい」や「早く肝機能障害を治してほしい」と訴えます。もちろん最短で改善するよう努力します。ただ、一番気付いてほしいことは「なぜその病気に至ったのか?」です。
一番お伝えしたいことは、 目の前の症状に囚われず、原因に気付きましょう。 今のあなたの姿は、「過去の習慣の積み重ね」です。
先ずは過去を振り返り、現状に至る原因を見つけ、今から変わりましょう。 今変わらなければ、未来も決して変わりません。 少しづつでも今から変わりませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。 次回は【肝機能障害・アルコール性肝障害】についてお伝えします。

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